2024年度も窓の断熱化に補助金が出ます！

こんにちは！

昨年から引き続き、今年も窓の断熱リノベに補助金があります。

昨年は補助金が始まったと同時に考えられないほど忙しく、記事が書けなかったので今年はちゃんと紹介したいと思います！

2024窓リノベ事業とは？

先進的窓リノベ2024事業は、断熱窓への改修を促進し既存住宅の省エネ化を促すことで、

エネルギー費用負担の軽減、健康で快適なくらしの実現及び家庭からのCO2排出削減に貢献するとともに、

断熱窓の生産効率向上による関連産業の競争力強化と成長を実現させることを目的とする事業です。

先進的窓リノベ2024事業事務局より

窓の断熱化によって省エネ化を図ろうという事業ということです！

ただ、事業名にもある「先進的窓リノベ」というように現在の高性能な住宅基準に合う性能の商品を使って断熱化を図る必要があります。

さらに、その中でも細かくグレード分けされていて、それによって補助額が変わってきます。

補助額はどのくらい出るのか？

皆さんが実際に気になるのは、ここだと思います。下記が補助額の表になります。

それでは、上から順番みていきましょう。

ガラス交換はサッシの枠はそのまま、ガラス部分のみを高断熱のガラスに取替することです。ただし、ここで気を付けて頂きたいのがこの事業の性能値というのは、ガラス単体の性能ではなく窓全体の性能値ということです。
よって、昔からのアルミサッシに高性能なガラスを入れたとしてもこの数値までもっていくことができませんので対象外となります。（サッシ自体が樹脂、アルミ樹脂複合製の場合は物によっては対象です。）
その場合は兄弟事業である、子育てエコホーム事業を利用しての申請となりますが補助額が大幅に減額されます。対象工事が少ないので今回は割愛させていただきます。

次に内窓設置。これは2重窓のことです。現状のサッシの内側にもう1枚窓をつける形になります。一番簡単で需要が多い工事かと思います。

外窓交換（カバー工法）は現状の窓の枠のみを残し、その内側に一回り小さい窓を取付する工事になります。通常、窓を交換しようとした場合、窓の周りの壁の解体が必要ですがその必要がないので工事費を抑えることができます。

外窓交換（はつり工法）は現状のサッシを外してしまい、新しくすることです。リフォーム用の商材もありますが、基本的には大規模リフォームや既設のサッシが簡単に取り外しできる場合の工事になります。また、現状壁のところをくり抜いて新しくサッシを取付する際も対象です。

コストパフォーマンスがいいのは？

今年になって補助額が若干減ってしましましたが、やはり内窓設置がいいのかと思います。ただし、簡単に取付できる分しっかりとした業者選定が大事です。内窓の場合、隙間があっては意味を成しません。現地の水平、垂直を発注時にしっかり確認して隙間ができないように取付してくれる業者さん、外窓のガラス種類や窓の外部環境によって内窓のガラスの種類のアドバイスをくれる業者さんなど。簡単に参入できる分、しっかりとした業者さんを選んでいただければと思います。
商品のランクとしては上の表の赤字Sランクの商品を選んでの工事が良いです。SSまでいこうと思うと、ガラスをさらにいいものにしなくてはいけないので持ち出しが多くなってしまいます。
実際の補助金の割合としては、全体工事費の半分くらいは戻ってくるかなーという感じです。これを活用しない手はありませんよね。

また、今年は外窓交換（カバー工法）も大幅に補助が増額されましたので内窓の開け閉めが面倒で嫌な場合は選択肢として入れても良いかと思います。。コストを考えるとYKKさんのマドリモ樹脂窓やLixilさんのリプラスでAランクを狙っていくのがおすすめです。

さて、意外と長くなってしまいました。当社も登録業者ですので、お気軽にお問い合わせください！それではまた！