住宅ストック循環支援事業について
前回お知らせした補助金について、お伝えしたいと思います。
「以前の省エネエコポイントとの最大の違い」
以前は物や商品券と交換でしたが、今回は現金で返ってきます!
それではいきましょう!
まず初めに、今回の制度は3つの対象事業があります。
- 良質な既存住宅の購入
- エコリフォーム
- エコ住宅への建て替え
対象となる方々が多いのは、エコリフォームとなると思いますので、こちらを詳しくお伝えしてきます。
エコリフォーム申請をするときのチェック事項
- 自ら居住する住宅について、施工者に工事発注して、エコリフォームを実施すること
- エコリフォーム後の住宅が耐震性を有すること
- 予算成立日(平成28年10月11日)と事業者登録した日のいずれか遅い日以降に、工事着手すること。また、今回の補助金は事業者登録をした施工業者でないと申請が出来ませんので注意が必要です。
- 補助対象とされた工事での補助額が5万円以上であること。
- 補助額の合計は30万円/戸(耐震改修を行う場合 45万円/戸)
わかりづらいのが2番の耐震性を有することですが、これは新耐震基準(昭和56年6月1日に施行された基準)又は、耐震改修促進法に基づく「地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして国土交通大臣が定める基準」とあります。
簡単に言えば、昭和56年6月1日以降に建てられた建物でないと申請が通らないということになります。それ以前の建物ですと、耐震補強工事が必要になってきます。
前回の省エネエコポイントの時と比べ、いろいろな基準があるので注意が必要かと思います。
補助対象について
当店は窓の専門店ですので、窓まわりの補助金対象について説明していきます。
開口部の断熱改修では、「ガラス交換」「内窓設置」「外窓交換」「ドア交換」が対象となります。
文字の通りですが、ガラス交換はペアガラスや真空ガラス等の商品が対象です。
内窓設置は窓の内側にもう一つ、窓を設置すること。
プラマードUやインプラスなど。
外窓交換は窓ごと交換のことです。
もちろん、壁を壊さないリフォーム、マドリモも対象です。
ドア交換は玄関や勝手口のドアや引戸のことです。
。こちらもリフォーム用の商品(ドアリモ等)があり、壁を壊さず工事が可能です。
補助額について
窓まわりの場合はその大きさによって補助額が変わってきます。
内窓設置・外窓交換
大きさの区分 | 面積 | 1箇所当たりの補助額 | サッシの大きさの目安 (引違いの場合) |
大 | 2.8㎡以上 | 20,000円 | 幅170cm × 高さ180cm以上 |
中 | 1.6㎡以上 2.8㎡未満 |
14,000円 | 幅170cm × 高さ100cm以上 大未満のサッシ |
小 | 0.2㎡以上 2.8㎡未満 |
8,000円 | 幅60cm × 高さ50cm以上 中未満のサッシ |
ガラス交換
大きさの区分 | 面積 | 1枚当たりの補助額 | サッシの大きさの目安 (引違いの場合) |
大 | 1.4㎡以上 | 8,000円 | 幅170cm × 高さ180cm以上のサッシ |
中 | 0.8㎡以上 1.4㎡未満 |
5,000円 | 幅170cm × 高さ100cm以上 大未満のサッシ |
小 | 0.1㎡以上 0.8㎡未満 |
3,000円 | 幅60cm × 高さ70cm以上 中未満のサッシ |
※ガラス交換の場合、1枚当たりの金額となります。
ドアの交換
大きさの区分 | 面積 | 1箇所当たりの補助額 | サッシの大きさの目安 |
大 | ドア 1.8㎡以上 引戸 3.0㎡以上 |
25,000円 | ドア 幅90cm × 高さ230cm以上 引戸 幅170cm × 高さ180cm以上 |
中 | |||
小 | ドア 1.0㎡以上 1.8㎡未満 引戸 1.0㎡以上 3.0㎡未満 |
20,000円 | ドア 幅90cm × 高さ180cm以上 引戸 大未満の引戸 |
以上が今回の補助金についてです。
少し難しいところがある制度ですが、かなりの補助額が期待できます。
部屋が寒い、結露がすごいとお悩みの方々!エコリフォームをするなら今がチャンスです(^^)/