鍵の抜き差しがうまくいかない時はどうしたらいい?

 

こんにちは!

今日はよくあるトラブルを紹介したいと思います。

お客様から、「鍵が引っかかって、調子が悪いから、見に来てほしい」という依頼を受けることがあります。

そんなトラブルで伺った時によくあるのが、「回らないからKURE556を鍵穴に差してみた」という事例です。

KURE556。動きが悪い時に使うもので、一番認知度が高い物ですよね。

しかし、これは絶対に鍵穴に差しては駄目なんです!

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鍵穴にこれを差すと、初めのうちは調子よく回るようになるのですが、段々と動きが悪くなって回らなくなってしまいます。

その理由ですが、差した油にホコリやゴミが付着すると、ドロドロのペースト状になります。

その油で鍵(シリンダー)内部の部品がうまく滑らなくなってしまい、鍵が引っかかる、重くなるという現象がおきるわけです。

こうなると、シリンダー内部の洗浄、最悪の場合は鍵の交換となってしまいます。

 

では、どうしたらよかったのか。これは身近な物で解決できるんです。

それは、「鉛筆」です!

鍵に鉛筆の芯を少し削り、その鍵を鍵穴に2、3回抜き差しするだけ!

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鉛筆の芯が潤滑剤となることで、動きが良くなるんです。一度、やってみてくださいね!

もし、それで解決できない場合は鍵穴部分(シリンダー)ではなく、ラッチの部分の故障かもしれません。その場合は、是非一度ご相談下さい。

鍵の交換、部品の交換などのメンテナンスもしっかり対応致します。