熱貫流率とは

熱貫流率とは熱の伝わりやすさのこと

熱貫流率とは

熱は物体を通して暖かい側から冷たい側へ伝わります。
ある物体、ここではガラスとしましょう。
ガラスの室内側、室外側で1℃の差があった時、ガラス1㎡を1時間のあいだに通過してくる熱量を数値にしたものが熱貫流率といいます。

この数値が低いほど、熱を通しずらい=断熱性が高いものになるのです。
さらに、断熱性が高いということは、温度が下がりにくく結露がしづらいということでもあります。
結露を防ぐには、熱貫流率の数値が低い商品を選ぶことが重要です。

各商品の熱貫流率

ガラスの数値(ガラス単体の断熱性能)

FL3(透明単板ガラス)
6.0(W・K/㎡)

FL3+A12+FL3(複層ガラス)
3.0(W・K/㎡)

クリアFIT(真空ガラス)
2.6(W・K/㎡)

スペーシア(真空ガラス)
1.4(W・K/㎡)

スペーシアクール
1.0(W・K/㎡)(真空ガラス)

サッシの数値(窓全体の断熱性能)

アルミサッシ+単板ガラス
6.51(W・K/㎡)

アルミサッシ+複層ガラス
4.65(W・K/㎡)

アルミ樹脂複合サッシ+Low-E複層ガラス
2.33(W・K/㎡)

樹脂サッシ+Low-E複層ガラス
1.7(W・K/㎡)

内窓 プラマードU   アルミ単板サッシに単板仕様の内窓
2.91(W・K/㎡)

内窓 プラマードU   アルミ単板サッシに複層仕様の内窓
2.31(W・K/㎡)