中桟なし網戸を上手に張ろう!

梅雨が明けたら、網戸の出番ですよね!そこで、今日は最近の住宅に多い中桟なしテラスサイズの網戸の張替え方を写真をつけて書いてみたいと思います 🙂

網戸の色の選択方法はこちら

中桟なし網戸っていうのはこんな感じで中央に桟が入っていないものです。

これでサイズは 90cm × 180cm ほどです。このような形の網戸を通常の網戸のように普通に張ってしまうと、網の張力で真ん中が引っ張られ反ってしまいます。
そうすると、網戸を立てた時に中央でサッシ枠との間に隙間ができ、虫が入ってきてしまうことになります。
中桟なし網戸を張る場合は突っ張り棒をかって、なるべく反らないように張る必要があります。
それでは、順番にやり方を説明していきます!

1.まずは長手方向を張っていきます。


丸印のところは最後に折り返すので、少し長めにしておいてください。

初めに仮押さえをしたら、網戸の端を枠のライン合わせてロープをいれていきます。
ちなみにこのラインを揃えるというのがうまく張るコツです!

ずれないように手で引っ張りつつなるべくローラーを止めないように最後まで押し込みます。

2.次は2辺目を張っていきます。

次も重要です!横から眺めて網が直角になっているかをしっかりみます。これが斜めになっていると、最終的にどこかにしわが寄ってうまく張れません。

直角が出ていたら少しロープに余裕を持たせて仮押さえします。この時に余裕がないとロープを押さえていったときに角が丸くなってしまいます。

 

3.つっかえ棒を入れて、3辺目を張っていきます。


網戸の真ん中あたりにつっかえ棒を入れます。長さは両端+2mmほどの長さでokです。

ロープを本挿入する前に、ローラーで跡をつけます。この時に軽くっ引っ張って跡をつけます。

その後にロープを本挿入してください。

4.4辺目を張って、確認する。

4辺目はそのまま通常通り張ります。最後は気持ちロープを長めに切って溝に入れ込みます。

その後、突っ張り棒を外して網のたるみ具合を確認します。多少たるんでいるくらいになっていれば正解です。

たるみすぎていたり、引っ張りすぎていた場合は網を押してたるませるせたり、網の端を引っ張って入れなおしたりで調整します。

それなりの網の具合になったら、中央の反り具合を確認します。3㎜ほどの反りなら許容範囲内です。

5.枠にカッターを添わせていらない部分をカットする。

写真のような感じでカッターを当てて切断してください。この時の刃はきちんと切れるものにしておきましょう。

切れない刃だと危険ですし、網がうまく切れません。

以上が網戸の張替え方法です。

やってみるとわかりますが、ちょうどいいたるみ具合にすることはすごく難しいです。うまく張れなくて張り替える時もちらほら。。

弊社でも張替えはやらせていただきますが、多少のたるみが出ることは説明させていただきます。

以上が中桟なし網戸の張替え方でした。

ちなみに中桟付の網戸や小窓、中窓サイズなら1.2で説明した通り直角が出ていればきれいに簡単に張れますよ 😎